CeZik(ツェジク)


Siema!

Paulaです☆
今日はインターネットから生まれたポーランドの怪アーティストを紹介します!

CeZik(ツェジク)
foto.facebook
▼プロフィール
1985年Gliwice(グリヴィツェ)生まれのシンガー、ギタリスト、作曲家。本名Cezary Nowak(ツェザレ・ノヴァク)。ロボット工学を学ぶ。2008年よりYouTubeにて著名曲のカバーやパロディー、オリジナル作品を公開するようになり、絶大な人気を得るようになった。
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わたしは去年ポーランドへ行ったとき、いとこが見せてくれて初めてCeZik(ツェジク)の存在を知ったのですが、この人はやばいです。まじ天才!!
まずは彼が有名になったこちらの動画を見てください☆

Od tyłu i klasycznie(後ろからと名作)


最初の半分は何語で歌ってるかも分からないし、こいつ何やってんだ?的な感じなのですが、後半に映像が巻き戻されるととたんに数々の名曲が逆から歌われていたのが分かります!!
(ポーランドの名曲なのであまりご存知ないかと思いますが、でも曲になってるのは分かりますよね?)
すげー!!アイデア自体は彼のものではないらしいのですが、それでもこれが作れるのってすごい!!
こちらはカバー曲ですね。見れば分かるのですが、全部のパートを自分でやっちゃうし、映像も編集しちゃうんです。

Use Somebody  by Kings Of Leon (Cover)


しかも結構いい声してるし、ギターもちゃんと弾けます。むしろ他の楽器もできちゃうし、本当に器用だな〜と思います。
で、こういうカバーの他に爆笑パロディなんかもあります!これは元の映像見てからの方が面白いので、まずはこちらを見てください。



まっ普通に見ると、アメリカに移住してそこそこお金も持ってるポーランド人男性が沼地でワニに鶏肉をあげている映像ですね。最初は英語でしゃべってるくせに後半ワニが襲いかかってくるとポーランド語スラングを連発して退却しようとしてて、それだけでも結構笑えますww
で、CeZik(ツェジク)がそれをどう料理したかというと・・・?



先の映像でポーランド人男性が発した言葉、“FUCK"や“Get Outta Here"などポーランド語なまりの英語を歌詞に取り入れて、オリジナル曲を作っちゃいました!笑
これ、やっぱポーランド語分からないと笑えないかもしれませんが、すごいセンスだなと思います!
こちらはカバー曲☆昨年2013年の夏にポーランドで大ヒットだったディスコポロなんです。まずはオリジナルの方をどうぞ☆

Ona tańczy dla mnie Weekend


こんなまさにディスコポロな曲をCeZik(ツェジク)はジャズ風にカバー♪



ほかに、映像に完全オリジナルな歌詞や曲をかぶせて、全然違う意味の映像を作っちゃうなんてお遊びもやってます!『KlejNuty(クレイヌティ)』というシリーズです☆
例えばこれ。イギリスのオーディション番組「The Britain's Got Talent」にポーランド人の男の子が出演!という映像。

POLAK W BRYTYJSKIM MAM TALENT!!!(ポーランド人がイギリスの「The Britain's Got Talent」に出演!!)


一見すると本当にポーランド人男性が出演したかのように見えますよね?ポーランドでは最初、みんなが信じてしまったため、一晩でこの映像の再生回数が100万回を越えちゃったんです!
しかしこれもCeZik(ツェジク)の仕業☆この歌は彼が作ったもので、歌詞もすっごいくだらないのです。それに対してポーランド語を分からない審査員たちが口々に「感動したわ」と言ってるのも、ちょう笑えます!元ネタはこちら☆



皮肉っぽいユーモアとセンス、ミュージシャンとしての才能がもう本当におもしろくって、すごい人だなぁと思います。ポーランドでもすごい注目されていて、アーティストにもファンは多いです。Czesław Mozil(チェスワフ・モジル)には「カバーの王様」と呼ばれて一緒に共演もしているし、Mela Koteluk(メラ・コテルク)と割と(?)まともなデュエットもしています!

Nieprzytomny świat(意識のない世界) ft. Mela Koteluk(メラ・コテルク)

CeZik(ツェジク)がUPしてるYouTubeの映像の総合再生回数は1億回を越えるほどの人気!!
まだオリジナルCDは出していないものの、『KlejNuty(クレイヌティ)』シリーズをLIVEで演奏するツアーに出ています。
特に若い世代を中心に注目を集めるインターネット界の寵児なのです。
ポーランド語が分からないとなかなか魅力が伝わりにくいし、わたしの筆力ではそれを全然伝えきれてない感じが残念ですが、是非彼のYouTubeチャンネルのぞいてみてくださいね♪
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最後まで読んでくださってありがとうございます♪
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