【LIVEレポート】Mela Koteluk(メラ・コテルク)


Witam!!

どうもPaulaです☆
今日はもう半年前になっちゃうけど、11月に招待してもらって行ってきたMela Koteluk(メラ・コテルク)のLIVEについて、真面目に書いたLIVEレポをUPしてみます☆
どうぞ♪

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2013年ポーランドで「Melodia Ulotna(おぼろげなメロディー)」のヒットにより大ブレイクスルーを果たし、同国のグラミー賞にあたる音楽賞、フレデリック賞で2部門を受賞したシンガー・ソングライター、メラ・コテルク。彼女のLIVEを見に来た客で、ワルシャワのライブハウス、ストドワはいっぱいだった。一躍人気アーティストの仲間入りを果たしたメラは一体どんなLIVEを魅せてくれるのか。




  前座バンド、Ms. No Oneが会場をドリームポップで神秘的な空気に包んだのち、観客をさらなる異次元へと誘うようなプレリュードが始まった。ステージに下がった薄い幕にクラゲが漂う映像が映し出され、その幕の後ろでバンドが幻想的な音楽を奏で始める。観客が夢見心地になったところで、幕が開き、我らが歌姫が登場した。
 一曲目「Dlaczego Drzewa nic nie mówią(なぜ木々は黙っているの)」をしっとり歌い上げると、大歓声が彼女を迎えた。真っ白なセットアップの衣装にメラの金髪が映えている。デビューアルバム「Spadochron(パラシュート)」からの曲を歌っていくにつれ、会場のボルテージが高まってゆき、最大のヒット曲「Melodia Ulotna(おぼろげなメロディー)」で最高潮に達した。メラの歌声がかき消えそうなほどの大合唱。元々、その深い洞察力と知性を感じさせる歌詞が注目されていたメラ。観客はその味わい深い歌声だけでなく、メラがつづる歌詞にも大きく魅了されているのだろう。大合唱はつづくヒット曲「Spadochron(パラシュート)」でも鳴り止まず、会場は熱気に包まれた。



 





特筆に値するのは、メラが「Stale płynne(永久に流れて)」をアコースティックに歌った場面。マンダリンを弾くギタリストとステージの上で向かい合い、親密に歌い上げる。自分がギタリストなら彼女に恋してしまいそうなほどロマンチックだった。歌の後半にはバンドの全パートが加わり、テンポを上げて会場を盛り上げた。



  もう一つのクライマックスは、ゲストに迎えたシンガー・ソングライター、ミシャ・エフエフとの共演だろう。暗めのステージの照明にブルーやグルーンのライトが差すなか登場したミシャと、ジェフ・バックリーの「Grace」をカバー!オリジナルとは違うヘヴィーでウェットなアレンジでメラとミシャが歌い上げた女性ボーカル・バージョンは実に魅惑的で、大合唱していた観客もこの時ばかりはしんとして聴き入っていた。




 アンコールにはもう一度ヒット曲「Melodia Ulotna(おぼろげなメロディー)」を歌い、約一時間半のステージに幕を閉じたメラ・コテルク。彼女がLIVEで魅せた実力は、メラが一発屋ではないことの確固たる証となった。 


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