Witam! tu Paula!
どもっ!Paulaです!
最近女性アーティストの紹介が続いたので、
今日はメンズです☆
といっても、実は現存してないグループなんですが、
ポーランド音楽史上、見逃せない人たちだと思うので、
紹介しちゃうよ!
PAKTOFONIKA(パクトフォニカ)
▼プロフィール
1998年にKatowice(カトヴィツェ)で結成されたヒップホップ・グループ。
それぞれ別のユニットで既に活動していたメンバー、MAGIK(マギク)<本名:Piotr Łuszcz(ピョトゥル・ウッシュチュ)>、
FOKUS(フォクス)<本名:Wojciech Alszer(ヴォイチェフ・アルシェル)>、
RAHIM(ラヒム)<本名:Sebastian Salbert(セバスティアン・サルベルト)>の3名によって結成。
ライブ時には、DJ Bambus(バンブス)も共に活動していた。2000年にはデビューアルバム
「Kinematografia(映画芸術)」をリリース。多くのヒット曲を生み、人気を確立した。
しかし、リリース直後、MAGIKが飛び降り自殺によって急逝。残った二人で2002年に
「Archiwum Kinematografii」を発表。2003年をもって解散した。
彼らの人気は、解散してなお絶大、と感じます。
彼らをリアルタイムで知らない若い世代でも人気です。
そんな彼らの代表曲である名曲がこちら ↓
Jestem Bogiem(俺は神だ)
センセーショナルなタイトル! 曲もキャッチー。
私も大好きです。
2000年の曲ですが、当時めーっちゃ流行りました!
ヒップホップ・ファンのみならず、さまざまなジャンルの音楽ファンにアピールした
名曲です。
彼らのラップスタイルは三者三様で、個性的なフローのMagik、
念仏スタイル(私命名w)のFokus、オーソドックスな感じのRahimって感じで、
そんな個性が集まっていたのも人気の要因の1つではありましたが、
Pryorytety(優先)
やはり、なんといっても、この故Magikの
カリスマ性なしには語れません。
彼は元々Kailber 44(これも大好きなグループ♪)に
所属してて、脱退して、Paktofonikaを始めたのだけど、
Kailber 時代から、その個性的なフローは
際立ってました。
かつ、そのリリックも奥が深い、というか
彼の繊細な感性が光っているの。
もともとカリスマ性があったのに、
自殺と言う悲しいできごとで、
そのカリスマ性が不動のものになって、
今も語り継がれてる。
今や、“ポーランドのカート・コベイン”だ、
とか、
“ポーランドの2Pac”だ
とか言われたりします。
なぜ、妻子を残し、大成功を収めたアルバムの
リリース直後に自殺したのかは
謎のままです。
直筆のリリック。
“おれは神だ
お前も神だよ
ただ確かめてみなよ”
非常にキャッチーなこちらの曲は、無断でCMに使われて問題となりました ↓
怒ったグループは、使用料を一銭ももらわなかった。
Ja to Ja(俺は俺) ft. Gutek(グテク)
さて(・ω・)b
なんで私が今さらのように、Paktofonikaを紹介しているのかと言うとですね、
なんと彼らの軌跡を描いた映画が
去年ポーランドで公開になったからなんですよー!!!
そのタイトルもずばり
「Jesteś Bogiem(お前は神だ)」!!
当時のPaktofonikaを知っているだけに、私の興奮たるやもう、
腹の底から「ぬおおおおおおおおお!!!!」と
声に出来ない叫びがこみ上げてきましたよ。どうしたらいいんですかこれ。
こちらが予告編です!
この映画、批評家によるレビューもよくて、昨年のGdynia(グディニャ)で行われた
映画祭では、主演&助演男優賞を含む、いくつかの賞を受賞したもよう。
あ~、早く見たいな~見たいな~。
Youtubeで見ちゃおうかな~。
でもDVDほしいな~。
Chwile Ulotne(かすかな一瞬)
というわけで、Paktofonika、ぜひ聴いてもらえたら嬉しいです。
映画になるほどの、彼らの不滅の人気を感じてください。
“すべてのひとが君を疑った時ですら、
彼らが間違ってるって証明してみろよ”
Magik
読んでくださってありがとうございます♪
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