6.24.2015

【インタビュー】The Dumplings(ザ・ダンプリングス)


Witam!

Paulaです。
5月末にポーランドから来日し、下北沢サウンドクルージング、代官山の晴れたら空に豆まいてで2日間ライブを行ったThe Dumplings(ザ・ダンプリングス)。ファッションが大好き!と若者らしさを見せつつも、ライブでは年齢を感じさせない素晴らしい演奏を見せてくれました。下北沢でのライブを終えた翌日に行ったインタビューをお届けします。


ポーランド語版インタビューはこちらから。

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foto. Pakamera.pl / Filip Blank
下北沢サウンドクルージングでのライブはどうだった?

ユスティナ:1回目のライブはリハが全然できなかったので大変だったわ。機材をつなげたら、もう観客が入ってきて聴いていたから。いつもとは違う場所でこういうのはちょっと難しくて、きつかった。でも2回目は良かったわ。

クバ:観客のノリはポーランドと全然違うね。みんな踊っていた。

ユスティナ:ポーランドでは観客は全然踊らないの。

クバ:もっと音楽を聴いているって感じかな。

ユスティナ:ポーランド人は酔っ払って夜中1時過ぎないと踊らないのよ。(笑)


他のバンドは見た?

ユスティナ:あまり見られなかった。2つか3つくらい。

クバ:最後に見たオワリズム弁慶がすごかった。強い印象を受けたよ。


ライブでは、CDの音よりもアレンジを加えて演奏していたね。

クバ:もっと力強く、生っぽく聴こえるようにライブ用に少し変えたんだ。

ユスティナ:ライブに来て、CDと同じものを聴かないようにね。


デビューアルバム『No Bad Days』のリリースから1年経って、もう世界を飛び回っているよね。それについてはどう感じている?

クバ:嬉しいよ。夢がかなった。こうしたかったんだ。

ユスティナ:日本に行くんだってことが、実感として湧いたのは、実はフランクフルトから東京へ向かう飛行機の中だったの。それくらい日本行きは信じがたい出来事だったわ。そう、世界へ少しずつ出始めている。ポーランドはもう全部ツアーしたしね。


こんなに急にスターになって、ちょっとびっくりしなかった?

クバ:いいや。そういう風には考えてないよ。毎日、通りで人々に気付かれるわけじゃないしね。

ユスティナ:本当に音楽を聴いていて、話ができる人たちが、私たちのこと気づいてくれるの。だから『写真撮って〜』、とかじゃなくて、そういう人たちとはよく話をしたりするわ。


まだとても若いけど、音楽を聴いているとそれは感じさせないよね。この成熟性はどこからきたの?

クバ:正直いって、自分たち自身が聴いている音楽の影響だと思うよ。

ユスティナ:私たち、すごくたくさん音楽を聴くの。

クバ:僕らの年代の人は、ここまでたくさん、そして多様な音楽を聴かないんじゃないかってくらい。僕らは、自分たちが影響を受けてきたものを音楽に反映しているんだと思う。


歌詞も結構深いよね。誰が書いているの?

ユスティナ:一緒に書いているわ。



1stアルバムを作っているとき、何かコンセプトはあった?

ユスティナ:特にコンセプトはなかったのよ。どの曲もまったく違う環境で生まれたの。


いつどうやって音楽に興味を持ち始めたの?

ユスティナ:ずっと小さい頃からよ。小さい頃から歌ったり、演奏したりしていた。


特にアーティストから影響を受けたということは?

ユスティナ:アルーナ・ジョージから始まったとは言えるわね。音楽的にも影響を受けたし。だけど、私たちは彼らとはまったく違うわ。私たちが音楽を始めた頃は、こういうバンドはまだ少なかったの。


2ndアルバムのことは考え始めている?

クバ:もちろん。今曲を集めているところだよ。

ユスティナ:秋にリリースする予定よ。


1stとは異なるアルバムになりそう?

クバ:もっとヘビーになるよ。1stの曲はちょっと軽いものが多い。例えば「Słodko-słony czos」も明るい曲だし。今度はもっとヘビーでダークになると思う。

ユスティナ:昨日のライブで3曲目に演奏したのは新曲よ。2ndアルバムにも入る予定。


なぜThe Dumplingsという名前にしたの?

クバ:ちょっと皮肉を込めているんだ。ダンプリングスって英語でいうと、ポーランドのピェロギ(ポーランドの郷土料理。水餃子のような食べ物)を連想するけど、ダンプリングスって言った方が、ピェロギより響きがいいし、外国でも通じる。僕たち、外国でも活動していきたいからね。だから、ザ・ダンプリングス。


いつも聴いているようなお気に入りのアーティストはいる?

クバ:僕の場合は、ジェイミー・Tとメトロノミー。

ユスティナ:メトロノミーは二人ともよ。あとわたしはティエルセン。


ポーランドではエレクトロ・ミュージックが流行っているけど、ザ・ダンプリングスはその流れに大きく影響しているよね。

クバ:僕たちから始まったわけではないよ。僕たちが始めた頃、BOKKAも出てきたし、Rebekaはもうずっと前から存在していて、最近インディーから飛び出し始めた感じだし。僕たちが影響したかって?もしかしたら少しね。


Rebekaのバルテク・シュチェンスネが1stアルバムのプロデュースに関わっているよね。

クバ:そうなんだ。仲良くなって、手伝ってくれたんだよ。2週間バルテクと仕事する中で、たくさんのことを学んだよ。2ndアルバムは僕がプロデュースするよ。あとまだ言えないけど、ある人にも協力してもらっている。1stよりも関わっている人は多いけど、僕ららしいものになると思うよ。バルテクもたくさん手助けしてくれている。



日本についての印象はどう?

ユスティナ:クバはもう日本に来たことがあるんだけど、私は初めて。ここの雰囲気や、どこにいても海の香りがすることが大好きよ。人もすごく優しい。面白くて素敵な人たちばかり。とてもカラフルだよね。私たち、カラフルなものが大好きなの。本当に私たちに合っている場所で、居心地がいいわ。


昨日の地震にびっくりしなかった?

クバ:その前の晩もホテルにいた時、小さく揺れたよ。昨日もね。僕らはライブハウスにいた他の人たちほど驚きはしなかったよ。その時、5分くらいの沈黙が訪れて、みんな顔を見回していた。急に張りつめた空気に変わったよ。

ユスティナ:その前の夜もみんな一緒にホテルで映画を見ていたときに揺れたのよ。

クバ:地震はびっくりするよね。僕たちは慣れていないから、どうしたらいいか分からなかったよ。


日本にくるとき、何か観光の予定は立てていた?

ユスティナ:クバがよく知っているわ。クバは私たちの観光ガイドなの。笑

クバ:主にファッション的な部分かな。東京で流行ったものがヨーロッパに到達するのは多分2年後くらいだから。ここでは、ファッションがすごく最先端。僕らは二人ともファッションが好きだから、そういう部分を楽しみにしていたよ。歴史的なスポットを回る時間が十分にあるか分からなかったしね。写真もたくさん撮るつもり。明日はハンティングに行くよ。時間があったら、京都の嵐山にも行きたい。あそこは美しいからね。それから、僕たちはレコードを集めているから、レコードを買いに行きたい。日本のレコードの品質は最高だからね。たくさん探したいな。


今後の予定は?

クバ:6月はポーランドで週末にライブがあるよ。

ユスティナ:7月にはOpen’er Festivalに出るし、ハンガリーのシゲット・フェスティバルにも出演するよ。ドイツとフランスもツアーするわ。ライブがたくさんあるけど、まだ学校にも通わなきゃいけないのよね。


日本のリスナーにメッセージをお願い。

クバ:またここに戻ってきてライブをしたいよ。

ユスティナ:日本の他の街でもライブをしてみたいわ。

クバ:それができたら、すごく幸せだな。


無人島に3枚CDを持っていくとしたら?

クバ:アークティック・モンキーズの『Whatever People Say I Am, That's What I'm Not』、メトロノミーの『The Endlish Riviera』、ジェイミー・Tの『Kings and Queens』。

ユスティナ:メトロノミーの『The Endlish Riviera』、バックスター・デュリーの『It’s A Pleasure』、カニエ・ウェストの『Yeezus』。



どうもありがとうございました!


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No Bad Days』歌詞対訳
Słodko-słony cios(甘くて塩辛い一撃)
Betonowy Las(コンクリートの森)
Everything Is A Circle(すべてはひとつの輪)
Technicolor Yawn(嘔吐)
Man Pregnant(妊娠した男)
Waiting For The Summer(夏を待ちこがれて)
Mewy(カモメ)
Gelatin(ゼラチン)
Nie Słucham(聞かない)
How Many Knives(いくつのナイフ)
Shameless(恥知らず)


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